ハワイは日本人に人気の海外渡航先ですが、旅行にかかる費用は決して安いものではありません。 今回は、飛行機や宿泊代とは別に、現地ハワイでどのくらいの費用が滞在時にかかるのか調べてみました。ハワイ旅行を計画、準備中の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ハワイ州観光局のデータは1日$240.8
ハワイ州観光局が発表した、2016年の日本人渡航者の情報によると、一人1日あたり消費する金額は以下のとおりです。
年間平均は1日あたり$240.8。平均滞在日数は5.86日ですから、1回の滞在で一人が消費する金額は$1,410.2でした。$1=￥100 で計算するなら、1日あたり2万4千円、滞在中合計は14万1千円かかることになります。
ちなみに同調査の2015年の結果は、1日あたり$246.1、1回の滞在の平均消費金額は$1,442.3と、2016年とほぼ同じ金額であり、これらがハワイ旅行の現地費用の参考値として利用できそうです。
ハワイの食費
旅行の楽しみの一つでもあるのが、食事。食事付きの宿泊プランを日本で申し込んでいる方も多いかもしれませんが、さまざまなレストランを探して出かけるのも楽しいものです。ただしハワイでの食事は、税金とチップが必要となりますので注意が必要です。
ハワイの朝食：一人$20～35前後
ホテルの朝食ビュッフェは一人$35くらいが相場。それ以外のレストランに出かけるのであれば、$20前後で食べられるでしょうか。下記は朝食の人気レストランにおけるメニューを調べた結果です。
カイマナビーチホテルの『ハウツリーラナイ』
・クラシックエッグベネディクト $19
・フレンチトースト $18
『ビルズハワイ』
・リコッタパンケーキ $19
・スクランブルエッグ $15
『カフェカイラ』
・バターミルクパンケーキ $9.25
・トラディッショナルエッグベネディクト $12.95
ハワイの昼食：一人$15前後
ショッピングセンターのフードコートやランチ営業をしているレストランなどで、だいたい一人$10～15くらいで食べられるでしょう。
ハワイの夕食：一人$100前後
ディナーに関しては選ぶレストランにって料金が大きく異なります。比較的リーズナブルなレストランであれば、一人$60程度で食べられるところもあります。だいたい一人$100あれば、それなりのところで食べられるでしょう。ハワイでも高級レストランと言われている場所では、それ以上にかかる場所もありますが、ごく一部です。お酒を飲む場合はドリンク代もプラスして考えておきましょう。
ハワイのその他の食費
滞在中に最も必要となるのが、飲み水かもしれません。暑いハワイでは少し屋外を歩くだけでも喉が渇くし、もしもハイキングやマリンスポーツなどのツアーに出かけるのなら、飲み水を持っていくことは必須。ペットボトルの水1本は$1程度で購入できます。
参考：納豆1パックが$2 !? ワイキキのスーパー「フードパントリー」の値段一覧
参考：ワイキキに日本食スーパー誕生！ミツワの値段リスト【ハワイの物価】
ハワイのツアー費
次に、オプショナルツアーの費用はどうでしょうか。ダイヤモンドヘッドハイキングやカイルア行きのシャトル、ワイケレプレミアムアウトレットモール行きのシャトルなどは$20～30程度。シュノーケリング、パラセーリング、ジェットスキーなどのマリンスポーツは$100以上のものが多くなります。ディナーサンセットクルーズは$150前後のものが多くあります。
ハワイのショッピング費用
アパレルや雑貨など、ハワイは日本よりも比較的安く購入できます。しかし、安い値段に驚いて多く買いすぎてしまう…というパターンにはご注意ください。ブランド品の買い物なら、『Tギャラリアハワイ by DFS』が、税金がかからないためお得です。同じワイキキ内に、『ルイヴィトン』や『ティファニー』、『ハリーウィンストン』などのブランド専門店もありますが、それらでは税金がかかります。
まとめ
こうしてみてみると、冒頭でご紹介した「1日一人$240.8」という金額は妥当な計算となりますね。費用はハワイ滞在中の過ごし方にもよりますが、旅行の予算を考えるうえで、滞在日数×$240をひとつの目安にしてみてはいかがでしょうか。
※このページで紹介した値段は筆者が独自で調べた情報で2017年5月時点のものです。