海外には魅力的でおしゃれな家電製品がありますが、ハワイの場合はどうなんでしょうか。もしも日本より安く購入できるのなら、ハワイ旅行の際に買い物していけます。一方、ハワイで生活する人の家計に痛手となるのが、高額の家電製品。
物価が高いことで知られるハワイですが、今回は家庭用の家電製品を新品で購入する場合の値段についてフォーカスして調べてみました。
乾燥機がつかないシンプルなタイプで、最も値段が低いものであれば、$350程度。主流の価格層は$700前後でしょう。ただし全体的に、日本の洗濯機よりもハワイの洗濯機の方がサイズが大きめです。
高さが1mほどしかない、一人暮らし向けの日本の小さい冷蔵庫は、まずハワイではめったにお目にかかれないでしょう。2ドアで比較的小さめの冷蔵庫(小さめとは言っても高さは1.5m以上ありますが)で、$500くらい。家庭用冷蔵庫の主流は$1,000~2,000でしょうか。製氷機やウォーターサーバーが付いた冷蔵庫は値段が高くなります。
日本とハワイでエアコンの形がまず違います。ハワイのエアコンは日本のものより小さめで、四角い段ボールくらいの大きさでしょうか。だいたい一つで$200~300程度。これを窓際に埋め込む設置費用が、$150~200ほどかかります。
部屋のサイズにもよりますが、日本では10万円近くかかるのが当たり前と思いますが、かなり安上がりで済みます。ただし、日本のエアコンのように除湿機能などはほとんどなく、運転中の音はするし、暖房機能もありません。
ノートパソコンを日本で購入する場合、最低ラインでも70,000円程度は必要で、特別な機能をプラスしたものでなくても、十数万円はするのが当たり前でしょう。しかしハワイなら$100台もザラ。$500もあれば十分なものを購入できるでしょう。
ただ日本のパソコンなら、マイクロソフトのOfficeが標準装備されているものが多いかもしれませんが、ハワイのパソコンの場合はOfficeは別で購入することがほとんど。
たとえば32型の薄型テレビについて比較してみると、日本であれば30,000~40,000円はするでしょう。しかしハワイの電気店なら$100台から商品があります。ちなみに日本であれば10万円以上する60型の大サイズでも、ハワイなら$700~800くらいで購入できます。
お米にものすごいこだわりを持っているのが日本人の特徴。そのため釜にも焚き方にも、さまざまな機能がついているのが、日本の炊飯器です。でもハワイの炊飯器は、昭和の製品かと思うほど古いタイプばかり。一番安いものなら$50程度、日本製のものなら$200くらいです。
アメリカの家電製品を表すと、「良く言えばシンプル、悪く言えば大雑把」。日本の製品は多くのものに細かな機能がついて一つひとつのクオリティが高いと思いますが、ハワイのものはそういった機能は無いものがほとんど。そのため、全体的に値段が安いものが多いのかもしれません。
しかし冷蔵庫や洗濯機といった大型家電については、アメリカ本土などからの輸送料金もかなりかかると予想できますから、その分価格が高めになるのでしょう。小型の家電で「余計な機能はいらない」という方であれば、ハワイの製品の方がコストパフォーマンスは良いと感じるかもしれません。
尚、日本とハワイに限らず、どの家電についても値段の幅はピンキリです。ハワイの家電の価格については、ホノルルの『ベストバイ』、『ホームデポ』の価格を参考にしています。また、値段の「高い」「安い」といった感覚については筆者の主観が多少なりとも入っていることをご了承の上、参考にしてくださいね。
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