日本でも人気の高いコーヒーショップチェーン「スターバックスコーヒー」。ハワイでもあちこちに店舗があり、若者からそうでない方まで多くの方が利用しています。そんなハワイのスターバックスには、珍しい店舗やハワイ限定グッズなどもあります。そこでハワイのスターバックスにフォーカスし、店舗情報からメニュー、グッズまで詳しくご紹介します。
ハワイのスタバを語る上ではずせないのが、ワイキキのど真ん中にある「スターバックスリザーブ」。スターバックスではコーヒーバイヤーが世界中をまわり美味しいコーヒーを探しているそうですが、スターバックスの専門テイスターが厳選したコーヒーを楽しめる場所が「スターバックスリザーブ」と呼ばれているんです。
スターバックスリザーブがある店舗は、日本は東京ミッドタウンと銀座の2店舗だけ、世界でも数えるほど。もちろん、ここはハワイでも唯一の店です。
おまけに、ワイキキのスターバックスリザーブには、「リザーブバー」も併設。バーカウンターにはちょっとレトロな雰囲気も感じられるサイフォンが置かれ、希少なコーヒーを丁寧に淹れてくれるんです。
バーでお酒を飲みながらバーテンダーと会話を楽しむように、コーヒーについてコーヒーの専門家と語り合える、コーヒー好きにはたまらない場所です。
バーカウンターの向こうにある壁一面には、ハワイの島々を描いたおしゃれなデザインが、客席側の壁にはハワイの波や花をイメージしたデザインがハンドペイントで施され、ハワイならではの“スターバックスリザーブらしさ”があふれています。
実は以前からこの場所には通常のスタバの店舗があったのですが、2017年にリザーブに生まれ変わりました。そのせいか、お店の外観は普通のスタバとほとんど変わらず、知らないと通りすぎてしまいそうです。でも、よく見てみると、入口のドアに「RESERVE」と描かれているんです。
ハワイ限定のスターバックスリザーブのメニューが、「ハウピアニトロ コールドブリュー」。ココナッツミルクに力強いコーヒーをミックスしたドリンクで、ハワイのような南国にピッタリです。
ワイキキのスターバックスリザーブがあるのは、「ハイアット セントリック ワイキキビーチ」（旧トレードセンター）の1階。クヒオ通りとシーサイドアベニューの角にあります。
ワイキキ スターバックスリザーブ：349 Seaside Ave, Honolulu, HI 96815
次にご紹介するのが、マノアという地区にある、通称「緑のスタバ」と呼ばれるお店。ワイキキから車で15分ほどの場所にある、マノアバレーにあるスターバックスで、建物の壁が緑色に塗られているんです（記事トップの写真がマノアバレー店）。
このエリアは緑深い山々に囲まれた谷にあり、スタバの建物のむこうにも山が見えます。そんな周囲の景色にあわせるように、緑色にしつらえられていて、とても可愛らしい雰囲気。「インスタ映えする場所」として、日本人旅行者も多く訪れるスポットです。
ちなみに、マノアバレーは雨が降りやすく、雨あがりにはよく虹がかかることで知られています。緑のスタバに訪れたら、虹も一緒に見られることもあるかもしれません。
ザ・バスの場合、アラモアナセンターから6番に乗車。所要時間は30分ほど。向かいにマノア・マーケットプレイス（ショッピングセンター）があるので、そこで下車しましょう。
レンタカーの場合、「マノアの滝」でトレッキングを楽しむ方は、そこから近いのでぜひ帰りに寄ってみることをおすすめします。
スターバックス マノアバレー店（外：2902 East Manoa Road Honolulu, HI 96822
参考：オアフ島の公共交通機関「ハワイのザ・バス」乗り方・料金・主要路線図
アメリカらしいスタバを体験できるのが、カハラモールにある、ドライブスルー型のスタバです。ドライブスルーと言うと、マクドナルドのようなファストフードをイメージする方が多いかもしれませんが、スタバでもドライブスルーを設けている店があるんです。
ぜひレンタカーを借りて、ドライブスルーで注文してみてはいかがでしょうか？ちなみに、カハラモールにはスタバが2店舗あり、ドライブスルーがあるのは、キラウエアアベニュー側の駐車場の方の店舗です。
ザ・バスの場合、ワイキキのクヒオ通りのダイヤモンドヘッド方向に向かって、22番または23番に乗車。所要時間は約20分。
各種旅行会社のトロリーも、カハラモールまで運行しています。
スターバックス カハラモール店：4211 Waialae Avenue Building R Honolulu, HI 96816
参考：オアフ島の公共交通機関「ハワイのザ・バス」乗り方・料金・主要路線図
アラモアナセンターの隣にあるホテル「アラモアナホテル」内に入っているスタバで、アルコールも提供される「スターバックス イブニング」のサービスが行われています。
これは、午後2時から9時30分までの間、ワインやビールなどのアルコール類も提供されるというもの。お酒と一緒に楽しめる軽食フードの提供もあり、おしゃれなスタバの利用ができます。
スターバックス アラモアナホテル店：410 Atkinson Drive Honolulu, HI 96814
上述した店舗のほか、ハワイの各地にスタバがあります。ここではいくつかをピックアップしてご紹介しましょう。
カパフル通りでひときわ目を引く大型店。カパフル通りはワイキキから歩いて散策する方も多い場所。カパフル観光の際に立ち寄るのも良いでしょう。
アラモアナセンターの中にもいくつかのスタバがあり、どこも混んでいて人気です。ショッピングの合間のひとときにピッタリです。
ホノルル国際空港（ダニエル・K・イノウエ国際空港）の中にも数店舗スタバがあります。ハワイ限定品も多く販売されいて、ハワイ土産として購入してく人が多いとか。
参考：ホノルル空港が「ダニエル・K・イノウエ国際空港」に！米国の歴史に刻まれた日系人とは
日本のスタバとハワイのスタバで、メニューにはどんな違いがあるでしょうか？
まずサイズの違いがあり、日本では小さい方からショート、トール、グランデ、ベンティの4種類ですが、ハワイではショートは無く、トールが最小。グランデ、ベンティ、トレンタと続きます。
注文方法は日本のスタバと同様ですが、最後に名前を聞かれて、店員さんができあがったカップにその名前を書いて渡してくれます。
メニューには、日本にもないものもあります。狙い目は、季節限定で登場するフラペチーノ。アメリカのスタバのウェブサイトやSNSを見るとよく紹介されているので、それらはアメリカ限定などのものです。以前は、ビビッドな色合いの限定メニューで「ユニコーンフラペチーノ」が話題となりました。
日本にはないフードメニューで人気なのが、オーツケーキ。オーツ麦を使ったスコーン風のスイーツです。見た目はゴツゴツとしてオシャレではありませんが、原料がヘルシーだから、罪悪感なくスイーツを食べられるかもしれません。
ハワイのスタバには、利用者にはかなり嬉しいサービスがいっぱいあるんです。これらはあまり知られていませんが、知っているとかなりお得ですよ。
スターバックスカードまたはスターバックスリワードの専用アプリに事前に登録しておき、それでコーヒーなどの飲み物を注文した場合、同じ店内でそのカード（アプリ）を提示すると、おかわり（レフィル）が無料になります。
おかわりはホット、アイス、コールドブリューなどどれでも対象。ただし一度そのお店を出てしまうと、無効となります。またドライブスルーはおかわり無料の対象外です。
日本のスタバと同様に、ハワイのスタバでも無料Wifiが使用できます。旅行中に仲間と連絡をとりあう際などに、とても便利です。
参考：ルーターのレンタルは必要？「ハワイの無料Wifiスポット」一覧
2018年5月、スタバのハワード・シュルツ会長が、それまではコーヒーなどを購入したお客に店内のトイレ利用を限定していた方針を転換。トイレを解放する考えであることを発表しました。ハワイでは、日本に比べて自由に使えるトイレが街中に少ないため、困ったときにスタバのトイレが使えると知っていれば一安心できますよね。
ハワイの人々はとても早起き。そのせいか、ハワイのスタバの開店時間はどこも激早。午前4：30からオープンするところもあれば、午前3：30が開店時間という店も。ただし、まだあたりが暗い時間の外出や飲食店の利用は治安の面で安心とは言い切れませんから、朝日がのぼってから出かけることをおすすめします。
最後に、ハワイを訪れた旅行客に人気のスタバグッズについてご紹介します。ハワイにあるスタバはたいていどの店にもタンブラーやマグカップが販売されていて、中にはハワイ限定デザインがたくさんあるんです。
パイナップルをイメージした黄色のタンブラーや「HAWAII」の文字が入ったものなど、ハワイ土産にピッタリのものばかりです。
さらに、コナコーヒーなどのコーヒー豆や、かわいいデザインのスターバックスカードもあります。（※日本のスタバで使えるのは日本で発行されたカードのみで、海外で購入したものは使用できません。）
ワイキキのスターバックスリザーブでは、リザーブ店ならではの★マークが入ったトートバッグ、コーヒー手帳なども売られていて、レア感たっぷりです。
「日本にもあるスタバにハワイでも行くなんて面白くない…」と思った方も、世界でも希少なリザーブ店やハワイ限定メニューもありますから、きっと楽しめるはずです。ハワイ滞在の合間に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
参考：Refill (https://customerservice.starbucks.com/app/answers/detail/a_id/1882/kw/refill）
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