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ハワイ暮らしの現実は…ハッピーだけじゃない「ツライと感じた事」10個

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ハワイ暮らしの現実は…ハッピーだけじゃない「ツライと感じた事」10個

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旅行でハワイを訪れ、すっかりハワイの魅力に虜になり「いつかハワイで暮らしたい!」と憧れる方は少なくないでしょう。しかし実際にハワイで生活するのは、夢のような楽園生活とは程遠いかもしれません。ハワイ生活を送る筆者がそんな方へ訴えておきたい、ハワイ暮らしの「ここが辛いよ!」と感じた事をご紹介します。

1:物価が高すぎる

ハワイの物価が高いことは有名で、例えるのなら、東京の高級住宅地や都心の一等地で生活するようなもの。特に家賃の高さは多くの人の生活を困窮させる一因です。ワイキキであれば、Studio(ワンルーム)の1ヶ月の家賃は最低でも$1,000(約10万円)。1ベッドルームや2ベッドルームになれば、家賃が$2,000になることもザラです。

ハワイで作られているもの以外は、アメリカ本土やその他の国から輸送されるため、すべてのモノの値段に輸送費が上乗せされているのです。東京は世界の中でも物価が高い都市のひとつと言われていますが、東京で生活していた筆者からすると、ハワイは東京以上にお金がかかる場所です。
参考:【ハワイに住むには?】賃貸の住宅編:家賃の相場・住宅の探し方
参考:アメリカの高額医療費の実態!外務省発表「本当にあった請求額実例」

2:給料が安い

あらゆるものの物価が高いのにも関わらず、悲しいことに、ハワイの給料水準はとても低いのが現実。アメリカ本土で働いていた人も、「ハワイは給料が安い」と言っていますし、東京の給料水準に比べても低いです。

そのため、仕事を一つではなく、2つなど掛け持ちする人も多くいます。知り合いのローカルの女の子は、「お金がないから休日返上で、2つの仕事を掛け持ちしてる」と言っていました。専業主婦が少なく、子どもがいるママでもパートタイムなどで働く人が多いのもハワイの特徴です。

3:コンドミニアムの管理費が高い

またまた物価の話になりますが、コンドミニアム(日本のマンションのようなもの)の管理費が高いことも痛いところ。日本のマンションで言う、積立修繕費なども含まれ、さらに水道代や電気代なども全部含まれている場合がありますが、Studioや1ベッドルームで月$500くらいは最低でもかかるところが多いでしょう。所有している部屋の大きさに応じて管理費は高くなりますから、2ベッドルームや3ベッドルームの家は、管理費だけで$1,000以上かかるところもあります。

住宅ローンをやっと払い終えてコンドミニアムの一室が自分のものになったとしても、毎月それだけの管理費がかかるのはかなり大変です。

4:日本食が高い

幼い頃から慣れ親しんだ味は、やはりどんな場所で暮らしていても、恋しくなるものです。ハワイは日本食のスーパーが充実していて、簡単に手に入る点は有難いですが、こちらで購入すると日本の2倍の金額はかかります。筆者は常備しておきたい納豆などは、セールで割引になったときにまとめ買いし冷凍保存しておくなど工夫をしていますが、食費はやはり高くつきます。
参考:ワイキキに日本食スーパー誕生!ミツワの値段リスト【ハワイの物価】

5:確定申告を自分で行わないといけない

日本で会社員であれば、確定申告は自分でする必要はなく、年末調整のみで済みます。しかしアメリカは、すべての国民が確定申告をしなければならず、なかなか面倒。筆者は、オンラインでサポートしてくれるウェブサイトのサービスを利用しながら、毎年苦戦しています。周囲には、過去の申告漏れで追加徴収されたという人もいるため、気が抜けません。

6:いいかげんな人が多すぎる

ハワイにはのんびり、適当な性格の人が多く、「○日までにやっておくね」と言っても、その通りにする人のほうがもしかしたら少ないかも……。自分に実害が及ばない、小さなことならば一向にそれでもかまわないのですが、「ちょっと!」と突っ込みたくなるのはお役所の人々。

ビザ関係の書類を出さなければならないとき、電話をかけるものの、出る人によって言っていることが違ったり、「たぶん、大丈夫」などと曖昧な返事をされたり、さすがにそのときは筆者のイライラもマックスに。「ビザで万が一何かあったら、私の人生に大きな影響があるんですけど!!」

ハワイののほほんとした雰囲気は魅力の一つですが、せめて役所の仕事はマニュアル化して、問い合わせにはどうか正確な情報を提供してほしいものです。

7:買い物する場所が限られる

ハワイはやっぱり小さな島。買い物をする場所といえばいつも決まったところばかり。東京のように、渋谷も新宿も青山も六本木も銀座も…とった具合にショッピングを満喫することは無理。どうしても欲しいと思ったものは、アラモアナセンターやワードセンターあたりをまず探して、見つからないのならあきらめます。もしくはオンラインショップを利用するしかありません。

8:ネットショッピングで買えないモノが多い

ハワイでもネットショッピングはとても便利で、筆者はアメリカの『Amazon』で過去に色々な商品を購入していますが、ハワイは商品購入の「対象外」となることが多いんです。せっかく良いものを見つけて、値段も納得のいくものを選び倒し、「よし買おう!」と購入のプロセスでハワイの住所を入力すると「この商品はお住まいの場所には送れません」とエラーメッセージ…。その悲しさといったらありません。

9:コンビニがない

正確にはコンビニがないわけではありません。アメリカには『セブンイレブン』があり、ワイキキには『ローソン』もホテルの中に2店舗あります。ただ日本のコンビニのように、コピー機やFAXがないのがとても不便。頻繁でないにしろ、コピーやFAXを利用したいときに、街中のコピー屋さんに出向かなければならないのは面倒です。つくづく、至れりつくせりの日本のコンビニ力を、思い知らされるわけです。

10:在住日本人とばったり出会うことが多い

在住日本人のハワイの出没スポットといえば、日本食スーパーや日本人経営の居酒屋。小さなホノルルではどちらも数えられるくらいしかありませんから、自然とそのような場所は在住日本人が集まりやすくなります。だから買い物をしているときや、休日に飲みに出かけた先で、知っている人にばったり会うということがよくあり、プライベート感が薄れてしまうところは致し方ないでしょう。

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