各国が新型コロナによる入国規制を撤廃し、コロナ前と同じように人々が海外旅行を楽しめるようになった2023年。日本からハワイを訪れる旅行者も戻りつつあるなか、ハワイで入国拒否された日本人女性がいると話題になっています。日本人がハワイで入国拒否されたり、入国審査で怪しまれたりする原因は何なのでしょうか?
大阪に住む1人の女性が先日、ハワイを訪れた際、入国審査で別室に連れていかれたことが、日本のメディアでも数多く報じられました。この女性はハワイ旅行のため、ホノルルに到着したのですが、入国できずに、翌日に日本へ帰らされるはめになったそうなのです。
この背景としてあるとみられるのが、アメリカで売春を目的に訪れる女性が増えていることがあるのだとか。現代の言葉では「パパ活」や「エスコート」にもあたります。
アメリカに行って、そのような買春行為を行い、お金を稼いでこようとする女性が増えているのだそう。とくにアジア人でそのようなケースが多いことから、アメリカの入国審査でも厳しく目を光らせていると考えられるのだそうです
冒頭の入国拒否された女性インフルエンサーも、もしかしたら「買春を目的にハワイにやってきた女性」と疑われたのかもしれません。この女性の場合は、怪しまれる要素がいくつかあったのだとか。
この女性は、先にハワイに行っている知人とハワイで待ち合わせの約束をしていたそう。そのため入国時も1人でした。女性のひとり旅は決して珍しいことではありませんが、1人でいる女性は疑いの目を向けられやすいのかもしれません。
宿泊先は、先に行っている知人が予約していたそう。そのため、この女性は自分自身の名前で宿泊先をとっていなかったこともあり、よけいに怪しまれたのかもしれません。
また、インフルエンサーとして活動していることもあり、たくさんの洋服を持っていたことも災いとなったよう。「こんなに服が多いのは、仕事をするためでは?」と疑われた可能性があります。
さらに、入国審査で職業を聞かれたときに「インフルエンサー」と答えたそう。ところが、事前に申請していたESTA(エスタ)では、職業欄に「会社員」と記載していたとのこと。これも「職業を偽っている?」と、疑われることになったと考えられます。
アメリカは入国審査が厳しいと言われている国。特に、アメリカ同時多発テロが起きてからは、そのようなテロから国民を守るために、少しでも疑いがある人は入国させない措置をとることもあるようです。そして、以前から、アジア人女性がアメリカで入国を拒否されるケースは多いようなのです。
アメリカやハワイの入国審査で怪しまれて、別室に連れていかれたり、入国を拒否されたりするのは、いくつかのケースがあると言われています。
これは女性が対象になるケースが圧倒的に多いと言われています。派手な格好をしていたり、若い女性が1人でいたりすると、疑われやすいのだとか。
不法就労とは、アメリカ国内で働く権利や許可を持っていないのに働くこと。過去に不法就労したことが記録に残っていると、アメリカへの入国に制限がかかります。
入国審査を無事通過して、ハワイでの旅行を楽しむためには、下記のような点に注意しておくといいと言われています。
入国拒否されると、せっかくハワイに到着しても、帰りの飛行機チケットを自分で用意してとんぼ帰りしなければなりません。宿泊先などを予約していても、それらのキャンセル料もかかることになります。旅行を楽しめないうえ、経済的にも痛い目にあうのが、入国拒否です。そうならないためにも、事前にできることをきちんと確認しておきたいものです。
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