ハワイへ旅行に行くときに、事前に知っておきたいのが現地のお金情報。ハワイで使われているお金の単位や種類といった基本情報から、お金の呼び方のコツ、さらに両替する場所などについてまとめてご紹介します。
ハワイ州はアメリカなので、お金の単位はアメリカドル($)。さらにドルよりも小さい単位でセント(¢)があります。表示される際は「$15.36」などとなり、この場合「15ドル36セント」という意味です。
その時の為替により異なりますが、1ドルは80~120円ほど。大雑把に金額を把握する際は、1ドルは日本の100円、1セントは日本の1円と覚えておくとわかりやすいでしょう。この計算だと「$15.36」は、1,536円という概算になります。
では具体的にどんな種類があるでしょうか。
紙幣には1ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルがあります。ただ50ドル札や100ドル札はそれほど出回っていません。便利なのは1ドル札。チップを渡す際や公共のバスを利用する際などに多く使うことがあります。
硬貨には、1セント、5セント、10セント、25セントがあります。この中で多く使われるのは25セントでしょう。2枚で50セントになるので、たとえばバスの片道料金$2.50を払うときに使えます。
また硬貨(コイン)には、それぞれ以下のような呼び名があり、そちらで使われることが多くあり、少し慣れればこちらの呼び方もマスターしておきたいところ。
1セント:ペニー
5セント:ニッケル
10セント:ダイム
25セント:クオーター
4種類の見分け方は、1番小さいブロンド色のコインが1セント、1番小さいシルバー色が10セント、5セントは2番目に小さいシルバー色、1番大きいのが25セントです。
英語でお金を数えるとき、「○ドル○セント」と丁寧な言い方をすることは少なく、たとえば「$15.36」であれば「フィフティーン、サーティーシックス」または「フィフティーン、ポイント、サーティーシックス」と言うのが一般的です。
ツアー旅行でハワイに来ていたとしても、空港からホテルまでの送迎バスやタクシーのドライバー、ホテルのポーターなどにチップを渡す場面が出てきます。そのため現地で両替したり、クレジットカードで支払ったりする予定であっても、アメリカドルを予め用意しておくことはやはり必要です。
その際、100ドル札のような高額ではなく、1ドル札や5ドル札も含めた、小額の紙幣を用意しておくことをおすすめします。硬貨についてはチップを硬貨で渡すことはまずありませんから、旅行の最初からあえて用意する必要はないでしょう。
空港やホテルのフロント、銀行は、便利な両替スポット。ただしレートがあまりよくなく、手数料が高いことも。旅行者の間で最も使われているかもしれないのが『T ギャラリア ハワイ by DFS』(免税店)の中にある両替所。ワイキキの中心にあり、建物の中で安全だし、夜まで両替できるところも魅力です。両替の際は本人の身分証明書の提示を求められる場合があります。
ハワイでは日本以上にクレジットカードが使える店がレストランからスーパーマーケット、土産店、ホテルなどで多くあります。VISA、マスターカード、アメリカンエキスプレス、JCBなどのメジャーなカードであれば大抵ほとんど使えます。
カード会社によって異なりますが、為替交換手数料などがかかる場合がありますが、それでも現金を持ち歩くよりもカードのほうが安全。万が一盗難や紛失にあっても、すぐカード会社に届ければ再発行してもらえるなど、安心できます。
またレンタカーを借りる際など、クレジットカードが身分証明の代わりとなり提示を求められる場合があり、こういったシーンでもクレジットカードを1枚帯同しておくとよいでしょう。
海外旅行の際は、現地の現金を持っていくよりもトラベラーズチェックのほうが安全です。ただ現地で現金に替えられるのは、ホテルのフロントなど一部の場所に限られるのが難点。しかしトラベラーズチェックは盗難、紛失があっても、こちらも再発行が可能です。万が一に備えて、購入したトラベラーズチェックの番号は控えておくようにしましょう。
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