海外旅行先としていつも人気なのが、ハワイ。でもたくさんの人が訪れる時期は、旅行代金が高くなる上、飛行機の中も混んでいるし、ハワイの街中は日本人ばっかり…ということになります。では、ハワイ旅行を計画するのに、ベストな時期とはいつなのでしょうか?
まず、狙い目の時期を考える上で、ハワイを訪れる日本人がどのくらいいるのか調べてみましょう。
ハワイ州観光局発表のデータによると、2016年のハワイへの渡航者数は8,941,394人(航空便利用者のみ)。そのうち、日本人の数は1,488,396人で、16.6%の割合を占めます。
月別の渡航者数の推移をハワイ全体でみると、渡航者数が多い時期は、3月、6~8月、12月。日本人渡航者に限ってみてみると、実は月によってそれほど大きな差はありません。しかし、8月が最も多く、3月、7月、9~12月も比較的多め。2016年の日本人渡航者数が最も少ない月は、4月でした。
では次に、ハワイの島別の日本人渡航者数を見てみましょう。島別にみても、8月は最も渡航者数が多くなり、4月が少なくなる傾向にあることがわかります。
また、日本人の圧倒的多数が訪れる島がオアフ島。2番目に人気のハワイ島でも、訪れる人の数はオアフ島の約1割ほどです。マウイ島やカウアイ島はさらに少なくなり、モロカイ島やラナイ島にいたっては月間渡航者数が多くて数百人です。
かなり大雑把に表現することになりますが、日本の夏と冬とそれぞれ同じころに、ハワイも夏と冬があります。7月や8月は年間の中で最も暑い季節で、12月~3月頃はハワイの中でも涼しい日が多くなる季節です。そのため「夏はやっぱり暑くなくちゃ!」とマリンアクティビティを満喫したい方なら夏頃(4月~11月頃)、「ハワイでもあんまり暑すぎるのは…」という方は冬頃(12月~3月)がよいのではないでしょうか。
しかしハワイには夏と冬、乾季と雨季があるものの、年間を通して実に過ごしやすい気候であることは確か。だから、ハワイ旅行に絶対避けたほうがいいシーズンというのは、ほとんど無いと言っても過言ではないでしょう。ハワイの年間の気候に関する詳細情報は「【ハワイの天気】年間の気候と予報・服装まとめ」で紹介しています。
旅行代金が高額になる時期は、やはり夏休み、正月休み、連休でしょう。一方、比較的料金が安くなる時期は、子どもや学生の休み(夏休み、冬休み、春休み)を除いた、4月~6月、9月~11月あたりが良いのではないでしょうか。祝日や週末を避け、早期申し込み等を利用すれば、旅行価格も抑え目にできるかもしれません。
これらの情報をあわせて考えてみると、1年のうちで狙い目の時期は、ずばり4月。日本人観光客の数が少なく、気候の面でも暑すぎず寒すぎない程良い季節と言えます。観光客が少ないということは、ホテルや飛行機代などもそれほど高くならず、予約をとりやすいというメリットもあるかもしれません。
さらに、旅行先ではあまり日本人と会わずのんびりしたいと思う方であれば、オアフ島以外の島も選択肢として考えてみるとよいでしょう。
また年間を通して、ハワイにはさまざまなイベントがありますから、それらに合わせて出かけるのも良いでしょう。
参考:【ハワイの祝日】イベント・セール・ショッピングスポット営業時間まとめ
参考:【ハワイの花火】独立記念日・年越し等花火イベント一覧まとめ
ハワイ旅行を計画の際、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
尚、旅行代金等は旅行会社や時期により異なりますので、各自でお問い合わせをお願い致します。
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