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憧れの海外就職!「アメリカで仕事を見つける」絶対知りたい4つの方法

日本以外の国で働きたいと海外就職を夢見ている方は少なくないでしょう。世界で活躍する日本人は多いものの、海外で日本人が仕事を得ることは、そう簡単なことではありません。

今回はアメリカ、特にハワイで就職する方法について、現地在住の筆者の経験も踏まえて、ご紹介します。

1:海外支社がある日本企業に就職する

「駐在員」として海外で仕事をするという選択肢です。そのためには、自分が行きたい国があるのならその国に支社を持ち、駐在員として日本人社員を派遣している企業に就職しなければいけません。さらにそのような企業に就職できたからといって、海外転勤が約束されるわけではありませんから、日ごろから英語の勉強を怠らず、語学力があることや駐在を希望することを社内でアピールしておくことが大切でしょう。

海外に行けるチャンスがどの程度あるか、いつになるかといったことも不透明ではありますが、駐在員として現地に派遣されることは、自力で移住するよりも何倍もサポートがありラク。ビザ取得から現地の住まい探し、引越しなど移住はとても大変ですが、その点企業がサポートしてくれるのは大きなメリットです。さらに家賃や引越しの補助などもあれば、比較的恵まれた移住となるでしょう。

2:ビザサポートがある現地就職先を探す

1の方法が無理であれば、あとは自力で海外就職を勝ち取る方法を探すしかありません。現地で出ている求人をこまめにチェックして、興味があるところが見つかれば英語の履歴書等を送ってみてもよいでしょう。

ただし、現地の求人のほとんどが「現地で就労できるビザをお持ちの方」という条件がついているため、何もビザを持っていない日本人が履歴書を送ったところで相手にしてもらえません。

ただし、数は少なくなりますが中には「ビザサポートあり」と注意書きがついた求人もありますから、そのような場合はうまくいけば、ビザ取得をサポートしてもらえて、しかも仕事も決まるということになるかもしれません。
参考:ハワイで仕事探し!日本人の求人が出ているリスト

3:インターンシップから始める

インターンシップは無給か薄給で、社員のサポート役として実務の経験を積むシステムです。インターンシップを経験しておいて、そのままその企業に就職できる可能性はゼロではないでしょう。特に社会人経験がない新卒の人は、インターンシップから考えていくのがおすすめです。

ただしインターンシップでも、日本人はビザの取得が必要ですから、ビザサポート付きでインターンシップを紹介しているエージェントを利用するのも手。その場合、ビザ取得などにかかる費用は自分持ちですし、給料がほとんどないため現地の生活費用もあらかじめ自分で用意しておかなければなりません。
参考:ハワイで仕事探し!日本人の求人が出ているリスト

4:抽選ビザ(DVビザ)に応募する

アメリカには、グリーンカード(永住権)を抽選でもらえる制度があります。それが『移民多様化ビザプログラム(Diversity Visa Program、通称DVビザ)』というもの。アメリカへの移民の割合が低い国を対象に、年間5万件の永住ビザが発行されます。

他のビザについては有効期間が定められたり、取得への条件が細かく設けられていますが、このプラグラムで当選すれば英語力や仕事などにほとんど関係なく永住権を取得できます。これで永住権が取得できれば、アメリカでの就労も可能なため、現地の求人に応募できます。

しかし毎年応募する人が多数いるプログラムで、当選することは“宝くじのようなもの”と例えられることもあるほど。同プログラムの申込締切は毎年秋頃です。日本が応募の対象国であるかどうかといった、応募の諸条件等はアメリカ国務省によって変わる可能性があります。興味のある方は最新の情報を確認するようご注意ください。

海外就職を実現するためにやっておくべきこと

日本人としての自分の武器を作っておく

海外就職を考える上で、現地人ができる仕事であれば、あえて外国人である日本人を雇う必要性はありません。日本人だからこそできるスキル、たとえばわかりやすいのが寿司職人としての経験やスキルですが、そういったものを身につけておくことは絶対的。このようなスキルがあると、ビザ取得の際にも有利に働く可能性が大きくなるでしょう。
参考:目指せ海外就職!「世界で日本人が活躍できる」職種&資格

日本人の需要がある地域を探る

アメリカの中でも日本人労働者を受け入れやすい地域とそうでないところがあります。需要があるエリアなら、それだけチャンスも増えますから、日本人労働者の求人数が多い場所を見極めておくことも大切です。在住日本人が多いカリフォルニアや、日本からの観光客が多いハワイなどは狙いやすいエリアのひとつです。

英語の勉強をしておく

日本人だからできるスキルがあったとしても、英語がまったく話せないようではやはり現地での就職を見つけることは厳しい道となるでしょう。英語もある程度できて、日本のビジネススキルやマナーも兼ね備えてこそ、日本人が海外で働く価値も上がっていきます。

ビザの情報や現地の求人情報をこまめにチェックする

海外就職で最もネックとなるのが、ビザのことです。しかも近年、外国人労働者や移民ではなく、現地のアメリカ人の雇用を増やそうという動きはますます強まっており、今後はビザが取得しにくくなっていくことが予想されています。さらにビザの取得に関する情報は頻繁に変更になることが多いため、現地の求人情報とあわせてこまめにそれらをチェックしておくとよいでしょう。

参考:
「アメリカの履歴書」日本との驚きの違いは?【海外就職の第一歩】
ハワイ・アメリカの移住&滞在に必要なビザ一覧・ESTA申請法

Hawaii Milestone

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